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 現在、日本でレーシック治療を行っている施設は200施設以上です。ここではレーシック入門として、レーシックを行っている医療施設の形態と医師について、また施設によって異なるレーシックの料金体系について概説します。



レーシック施設
レーシック手術医
異なる手術費用
手術前に医師が十分な説明を行っているか、また術前の診察、執刀、術後のフォローを責任を持って同一ドクターがきちんと行っているかがポイントです。
眼科専門医であること。また、これまでのレーシック執刀経験。レーシック以外の治療又は手術経験があるか等は重要な判断基準です。
レーシックは健康保険がきかない自費治療。施設が自由に費用を設定出来ます。安全性を最優先に考えた価格設定であることが重要です。



レーシックを行っている施設について


 当院がレーシックを開始した1998年当初、レーシックを行っている施設は限られていました。しかし、レーシックの普及とともに、近年レーシックを導入する施設が急増しています。現在、日本でレーシック治療を行っている施設は実に200施設以上にも及びます。




レーシックを行っている医療施設の形態



眼科施設

眼科全般の総合的な治療を行うクリニック、大学病院、総合病院、診療所

専門施設
レーシックのみを施行するために設立されたレーシック専門施設




患者様がレーシックを受けた後に不満を抱えるケース


(1)

手術前の説明が不十分だった!

(2)
手術後に何かあっても、十分な診察・説明・治療を行ってくれない!






 レーシック専門施設の中には、商業ベースでレーシックを行っている施設も多いのが現状です。特に美容整形が母体のクリニックなどでは、低い料金設定や広告宣伝によって多くの症例数を有する一方で、上記のような理由で患者が不満を抱えるケースも少なくないようです。


 レーシックは、どの施設で受けても90%以上の方が満足する治療と言われます。しかし、大切なのは万一何か問題が起きた場合や満足のいく結果が得られなかった時です。術後の問題に対して適切に対応してくれない施設での手術は、手術後の日常生活に大きな不安をかかえることになります。そういった意味でも、自分がレーシックを受けようと考えている施設が、手術前に十分な説明を行ってくれるか、術後のケアをしっかりと行ってくれるか、同一ドクターが最初から最後まで担当してくれるか、を吟味する必要があるでしょう。

 


補足「海外でレーシックを受けることにも注意が必要。」


海外でレーシックを受けるという方法もあり、格安な料金設定と観光に魅かれてアジアや南米諸国でのレーシックを検討される方もおります。言葉や文化の違いから生じるコミュニューケーションギャップや手術後のフォローの問題が生じることがあるので、その点を十分に考えて下さい。中には、手術器具を使い回しいて感染症対策を怠っている施設もあり、衛生管理に問題がある場合もあります。



レーシックを施行する医師について

 

 今日のように日本でレーシックが普及し始める前は、眼科の診療経験が殆どない医師がレーシックを行い、多くのトラブルを引き起こしたという苦い経緯がありました。最近でこそ、そのような状況は少なくなりつつありますが、施設選びと同様に、実際に治療を受ける医師を選ぶということも重要なことです。



 まず、眼科専門医であることが重要です。また、これまでどれぐらいのレーシック執刀経験があるか。レーシック以外の治療又は手術経験がどれぐらいあるか等は重要な判断基準になります。実際に診察を受けて、十分に事前の説明を行ってくれるか、何か起こった時に適切に対応してくれるかどうか、手術後もしっかりとケアを行ってくれるかなどを確かめてください。



レーシックの異なる料金体系(保険診療と自費診療について)


 皆様もご存知のとおり 日本の医療は保険制度によって成り立っていて、保険区分に応じて、患者様は医療費の一部を負担するという仕組みになってます。しかし、医療の中には健康保険が適応されない保険外治療というものがあり、このレーシックという治療は健康保険が適応されないため、全額自費負担となります。


 レーシックは自費診療であるため、各施設が自由に料金を設定できます。そのため、両眼80万円でレーシックを行っている高額な施設もあれば、逆に両眼でも20万円以下と低価格でレーシックを行っている施設もあります。



安全管理に対するコスト


 レーシックで最も考えなければならないのは、安全性を最優先に考えた上での価格設定です。低料金というのは、レーシックを希望される患者様にとっては魅力的な要素だと思います。しかし、その安さが、安全管理に必要なコストを削減することで成り立っているものならば、非常に問題なことですし、日本でも価格を極端に下げるなどして症例数を競い合っている状況も見受けられます。

 コストを下げるためには、手術件数を増やさなくてはなりません。その結果として、徹底した合理化が必要になりますが、、合理化のあとに来るものは"やりっぱなし"の医療です。


レーシックの一般的な費用について

 

 一般的には、「手術前の検査」「手術費用」「手術後の検査費用」がかかります(施設によっては、術後の検査費用が手術代金に含まれている場合もあります)。その他、薬代などで別途費用がかかります。また、手術後に再度追加で手術を行うことがあり、その費用が別途かかかる場合があります。当院での追加矯正手術の費用は、片眼2万円です。

 



 
 



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院長 吉野健一
東京歯科大学眼科講師
日本医科大学眼科講師


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