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 角膜は5層の細胞群からなり、一定の厚さを保っています。角膜上皮はターンオーバーを繰り返しており、およそ1週間で新しい細胞と入れ替わります。

 一方、角膜実質は不変細胞であるため、実質細胞を削るレーシックは、角膜のカーブの変化を恒久的に維持することができるのです。



 レーシックは、角膜を削り平らにすることで、近視・乱視を改善するのですが、角膜が薄くなりすぎると、眼内の圧力に角膜が耐えらなくなり、角膜が前方に突出してきます。これは、コルネアルエクタージアと呼ばれ、角膜の削りすぎで起こる、レーシック合併症の一つです。

 角膜厚の平均は550ミクロン(1ミリの千分の一)程度ですが、個人差があります。角膜が厚ければ、より多くの近視・乱視を治すことができますが、角膜が薄い場合は、削れる量に限界がでてしまいます。



薄い角膜厚
平均的な角膜厚
厚い角膜厚
中心厚=459ミクロン
中心厚=553ミクロン
中心厚=640ミクロン

※上記は、オーブスキャン検査によるものですが、およその数値ですので、下記のパキメータにより正確な角膜の厚さを測定します。



パキメーターによる検査
 レーシックの術前検査では、パキメーターで角膜の厚さを正確に測定します。エキシマレーザーをどれだけ照射できるかの目安になります。それを見極める非常に重要な検査です。接触型のセンサーを使用するため、予め点眼麻酔を行います。



 
 
 



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院長 吉野健一
東京歯科大学眼科講師
日本医科大学眼科講師


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