吉野眼科クリニック Eメールによるレーシック相談回答集1-003 |
「フラップの作成で、最先端のものはイントラレースで、マイクロケラトームを使用する方法より安全性、視力回復率等すべてに優れている。」と聞きました。本当でしょうか?吉野眼科では、イントラレーザーは使用しないのですか?
@私自身イントラレーシックを目の当たりに見たことはないので、そのような私がコメントをするのはフェアではありませんが、実際にイントラレーシックを行っている医院に勤務しているドクターより直接聞いた話をお伝えします.イントラレーシック術後の8割にDLKといってフラップ下に炎症を起こす現象が起きているということです.
そのため、マイクロケラトームでは考えられないステロイドの内服をさせている症例(全例か一部かは不明)もあるとのことです.ご存知かも知れませんが、ステロイドは副作用(レーシック後に問題になるのは易感染性です)のあるお薬です.短期間の投与とはいえケラトームでの手術の場合には全く必要の無い治療であるため、この一点のみにおいても当院でイントラレーシックを導入するつもりはありません.
また、眼科学会でのイントラレーシックの評価は実際確立していないので当院での導入は視野にありませんし,導入している施設もそ の新奇性を謳い文句にした宣伝効果を狙っている感もあります.
私は現在当院で使用している 使い捨てのマイクロケラトームは非常に調子が良いものとの実感があります。マイクロケラトームの使用経験から難しい症例や,やってはいけない症例などは一通り 手術前に見抜くことが可能という自負も私にはあるためイントラレーシックに魅力を感じてはいません.