吉野眼科クリニック
Eメールによるレーシック相談回答集1-006


題「遠視レーシックについて、ご相談させてください。」
女性の質問
こんにちは。44歳になる女性です。遠視レーシックについて、ご相談させてください。30歳過ぎたころから、手もと30センチが見えずらくなり初めてメガネをつくりました。40歳ぐらいになり、室内用に度の強いものにつくりかえ、このときに自分が遠視だということを知りました。 現在44歳なのですが、昨年あたりから遠くも見えにくくなってしまい、一日中メガネをかけるわずらわしさから遠視用コンタクトをつかいはじめ3ヶ月になります。裸眼では0.2から0.4ぐらい、矯正後は両目で1.2です。老眼が始まっているかは自分ではわかりません。
院長吉野健一 の回答
@通常老眼は45歳を超えた頃から自覚し出しますが,もともと遠視のある方はそれよりも早くに近くが見にくくなることを自覚するでしょう.



最近になってレーシックに興味をもち、レーシックを行っている病院を一度だけ訪ねたことがあるのですが、 近視の場合と違い満足度が一般的に低いこと、凸レンズをつくる手術なので生涯一度きりのものであること、老眼になればメガネは結局必要なこと、老眼のレーシックも可能になる日がくるかも知れないことから当分コンタクトとつきあっていってはどうですか・・・と薦められませんでした。このとき詳しい検査はしておりません。このクリニックでいわれたことは、すべて正しいことと思われますか?

@満足度が低いというよりは,近視の場合に比し予測性が落ちる傾向にあることは確かです.しかし,『凸レンズをつくる手術なので生涯一度きりのものである』というのは誤りで,角膜に切除するに足る厚さが残っていれば,足りない分に対し追加矯正が可能です.

@『老眼になればメガネは結局必要なこと』は確かに正しいですが,近視の人でも手術で遠くが見えるようになれば結局老眼鏡が必要になります.『老眼のレーシックも可能になる日がくるかも知れない』というのは近年現実味を帯びてきています.その結果は学会において評価中です。老眼年齢になった時のことを気にするよりも,今がどれだけ辛いかによって手術を検討するべきと考えます.今の遠視を治せば,老眼になった時は,今の遠視の状態(すなわち手術で遠視の矯正をしない状態)よりは,たとえ老眼鏡が必要になろうともまだマシになることは確かです.なぜなら,手術をした分だけレンズの厚さが薄くなるからです.

@コンタクトレンズで問題なく不自由なく暮らせるのであれば,私も敢えてレーシックを勧めません.繰り返しますが,今どれほど不自由な生活を送っているかにかかっています.


また、そちらのクリニックで、いまのわたしの状況に対して対応していただけることがあったら、アドバイスいただきたく 思うのですが。どうぞ、よろしくお願いいたします。

@どれほどの遠視なのか?角膜のカーブは?角膜の厚さは?等,さまざまな検査をしてみた結果手術が不可能という場合もありますので,まずは診察してデータをよーく吟味してみなくては,はっきりしたことは言えません.

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