吉野眼科クリニック
Eメールによるレーシック相談集1-007


題「レーシックを受けた後で目に問題が生じることがあるでしょうか?」
30代男性の質問
強度の近視で、飛蚊症があるので網膜剥離が心配です。また、将来、白内障などの手術を必要とする眼の病気にかかったとき、レーシック手術を受けたことによって問題が生じてくることはあるのでしょうか?
院長吉野健一 の回答
@術前,術後にもしっかり眼底検査を行います.術前に問題があればレーザーで治療するか、大きな裂孔があり剥離まで進んでいるようなら入院手術となります.先日「レーシックのみを専門医行っている施設」から網膜に異常があるからレーザーで処置をしてくれという紹介が当院にありましたが、検査してみたらそのような必要はない患者でした.つまり,しっかり眼底所見が診れていないということです.眼科すべてを網羅して診断する能力のない医療機関であることが分かります.白内障や緑内障はレーシックを受けたという事実があれば、それに基づいたそれなりの治療方針があります.例えば、眼内レンズの度数決定方法の違いや眼圧の評価が違ってくるといったことです.ですから,眼科トータルに診察ができる施設が安心となるわけです.

あくまでも噂だとは思いますが、手術をすると、何年かは大丈夫だけど、将来、視界が曇ったり、失明してしまうと聞いたことがあるのですが、本当でしょうか?

@LASIKの歴史は、およそ18年程になります.最近になって新たな予想もつかない合併症が出たということはありません.すなわち,LASIKはもはや確立された手技であるといってよいと思います.問題があるとすれば、やはり適応を誤ったり、術中術後の不適切な管理ということになるでしょう.


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