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レーシック 入門編では、レーシックに関する一般的な解説を行いました。こちらでは、年齢や近視度数、角膜の厚さなど患者様個人個人の状態に応じたレーシックの適応と安全管理について解説します。なお、対象年齢などに関するレーシック適応条件はこちらをご確認下さい。 |
個々のレーシック適応を決める5つの要素 |
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近視・乱視度数 |
(軽度、中等度、強度、最強度) |
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角膜の厚さ |
(厚い、薄い、又は平均的) |
暗所瞳孔径 |
(小さい、大きい、又は平均的) |
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眼球の収差 |
(少ない、多い、又は平均的) |
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眼疾患の有無 |
(問題なし、治療を行った上で可能、できない) |
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手術によって得られる見え方の質と安全性を考慮して手術の方法を決定します。レーシックが適応とならない場合は、フェイキックIOLという術式を検討します。 |
1、近視・乱視・遠視の強さは(軽度、中等度、高度、最強度)? |
一般的に、レーシック(LASIK)で安全に矯正できる近視の度数は、-12D(ジオプタ)まで。乱視は-5D、遠視は+5Dまでの矯正が可能です。この-12Dという数値(最大矯正値)は、個人の「角膜の厚さ」、また「瞳孔の大きさ」により変動します。なお、フェイキックIOLは、レーシックよりも屈折度数の適応範囲がより大きくなります。 |
レーシックの適応屈折度数 |
フェイキックIOLの適応屈折度数 |
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通常、レーシックは正視(遠くが良く見える状態)を目指します。しかし、遠くが良く見えることが、必ずしも生活上便利とは限りません。例えば、眼鏡なしで遠くが良く見える方は、老眼が進行すると手元の文字などが見えにくくなり、老眼鏡が必要になります。 レーシックの治療を受ける上で、目標度数をどの様に設定するかは非常に大切なことです。詳細はこちら |
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LASIK目標度数設定の目安 |
若い人の完全矯正 |
遠くも近くも良く見えます。 |
若い人で近視を少し残す |
遠くはある程度、近くは良く見えます。(特に近用作業が多い方に検討) |
高齢の方の完全矯正 |
遠くは良く見えますが、近くは見えません。(老眼鏡が必要になります。) |
高齢の方で近視を少し残す |
遠くも近くもある程度見えます。(ハッキリ見る為には度の弱いメガネが必要となります。) |
高齢の方へのモノビジョン |
片眼を遠くが見えるように、もう片眼を近くが見えるようにする方法です。(メガネは遠くも近くも不要ですが、片眼ずつで見て頂くことになります。) |
2、角膜の厚さは(厚い、薄い、又は平均的)? |
レーシックは角膜にレーザーを照射し、角膜のカーブを平らにすることで近視・乱視を治します。但し、角膜を削りすぎると穴が開いてしまいます。安全領域でLASIKを行うには、フラップに必要な120〜180ミクロンに加え、250ミクロンの角膜厚を残す必要があります。 |
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| 角膜厚とLASIK手術におけるレーザー照射可能範囲の関係 |
![]() 平均的な角膜厚は530〜550ミクロン |
※PS=plano-scan LASIK、WF=wave-front LASIK |
当院では、フラップ厚の設定は120〜180ミクロンの間で行います。
3、暗所での瞳孔の大きさは? (小さい、大きい、又は平均的)? |
瞳孔は明るいところで収縮し、暗いところで拡大します。暗所での瞳孔が大きいと、レーシック手術後に起こりうる夜間の光りのにじみ(グレア)を強く自覚してしまう可能性があります。 そのため、暗所での瞳孔径が比較的大きい方には、レーザーの照射径を大きくする必要があります。ところが同じ1.0の視力を得る場合でも、レーザー照射径を大きくすればする程、角膜を削らなければならない量が増えます。詳細はこちら |
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4、高次収差(こうじしゅうさ)の程度は(少ない、多い、又は平均的)? |
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同じ1.2という視力でも、「何となく見える1.2」と「鮮明に見える1.2」には違いがあり、さらに厳密な光や色の識別感度を調べる検査に、コントラスト感度テストという検査があります。 レーシック手術後は、このコントラスト感度が低下するという経過がありました。しかし近年登場したウェーブフロントレーシックやアスフェリックレーシックは、高次収差を軽減することで、コントラスト感度の向上が得られます。詳しくはこちら |